胃バリウム検査を受ける前の、食事制限・水分制限について *検査前後の注意事項*

胃のバリウム検査は、発泡剤で胃を膨らませてバリウムを飲み、寝台を起倒しながら体を回転させて行う検査です。
胃にバリウムを付着させることにより、胃の粘膜の変化を観察しながら撮影をします。
胃がんや潰瘍、萎縮性胃炎やポリープの有無などを調べることができます。
質の良い検査を受けていただくために、検査前にご協力いただきたいポイントがあります。
検査前日の注意事項
夕食は、予約時間の12時間前までに済ませてください
検査のときに胃の中に食べ物が残っていると異物となって写ってしまい、病変との区別がつかなくなったり、細かい胃壁の観察ができなくなります。
消化の良いものを選びましょう。食べすぎにも注意が必要です。
お酒類は一切飲まないでください
お茶・お水は就寝まで飲んでもらって大丈夫です。

検査当日の注意事項
検査当日は検査終了するまで絶飲食です
ただし、お茶やお水などの糖分・脂肪分を含まない水分は、予約時間の2時間前までに200㏄を限度に飲んでもらって大丈夫です。夏場は特に脱水予防のため、この限度を守って水分を摂ってください。
規定の時間を過ぎてからお水を飲んでしまうと、胃壁にバリウムが付着せず、胃粘膜の状態が観察できなくなります。
アメ・ガム類・たばこも不可です
胃液の分泌が促進され、バリウムの付着が悪くなってしまいます。
心臓病・不整脈・高血圧のお薬は、予約時間の2時間前までに服用してください。
その他の服薬については必ず主治医にご相談ください。
後期高齢者や、過去の病気や身体状況において、バリウム検査を行うことで誤嚥・転倒・腸閉塞・心疾患・肺疾患などの危険性が高くなることがあります。医師並びに検査担当者の判断にて、当日、検査をお断りすることがございますので、ご了承ください。
検査後の注意事項
バリウム検査の後は、消化管内にバリウムが停留することによって、まれに消化管穿孔(腸に穴が開く)、腸閉塞(腸にバリウムが詰まる)、腹膜炎などの重篤な合併症に至る場合があります。
できるだけ早くバリウムを排出させる必要があるため、以下の点に注意してください。
検査後は下剤をコップ1杯以上のお水で服用してください
検査後できるだけ早く食事を摂り、帰宅後ものどが渇いていなくても十分な水分を摂ってください
白い便から着色便(普通の便の色)になるまで必ずご確認ください
翌日になってもバリウムが少量しか出ない場合や、お腹が張ってつらい場合は、当クリニックまたは最寄りの医療機関にご相談ください

お問い合わせ
健診受付 TEL:06-6941-8687